5/13 PSYCHO-PASSとコロナ禍①

こんばんは！(*'▽')

今日はゼミで初めてZOOMを使いました。

少し出遅れてしまって遅くなってしまったんですが、ミーティングルームに入ったら半分以上が顔を出してなくて逆にびっくり（笑）

数百人規模の講義ならともかくゼミよ？？（笑）

こんなもんかーと思ってましたが最後の方に教授から顔出しと名前の表示をしてくれと。デスヨネー。

さて。今日は自分が大好きなアニメ”PSYCHO-PASS”から今のコロナ禍の状況と照らし合わせたお話をしていこうかなと思います。

まず”PSYCHO-PASS”とはなんぞや？？という人のために、”PSYCHO-PASS”の魅力やらを簡単に説明したいと思います。

”PSYCHO-PASS”とは日本のアニメ作品で、2012年に1期が放送、2年後に2期、その後劇場版4作を挟み、昨年の秋に3期が放送。そしてこの春に3期の続編、決着編として劇場版が公開されました。読み方は「サイコパス」です。

世界観は近未来SFですかね。今から約100年後の日本が舞台です。そのころ海外では紛争など今のような都市機能などはほは崩壊しています。日本は鎖国状態にあり、「シビュラシステム」というシステムが日本を支え、平和である唯一の国を実現させています。この「シビュラシステム」は人間の心理や性格を数値化することができます。それをシステムが分析し、その人に理想の人生を示します。ここまでは聞こえがいいですが、一方でシステムに日本の社会にいらないと判断されてしまう人もいるのです。そういった人たちは「潜在犯」と呼ばれ、一般社会からは隔離されてしまいます。その潜在犯の中には実際に犯罪を起こしていなくても心理状態や性格から社会において危険な因子であると認識され潜在犯認定をされる人もいます。潜在犯かどうかを見分ける数値として「犯罪係数」というものがあります。これが高いほどより凶悪な潜在犯とされます。

”PSYCHO-PASS”はそんな社会のなかで潜在犯を執行し日本の秩序と平和を守る刑事たちの物語になります。

そんな主人公たちの刑事課にも2種類の人間が存在します。１つは「執行官」。この執行官は掲刑事ですが実はシビュラシステムに潜在犯であると認定された者の中から選ばれた者が務めます。いわば猟犬。一方もう一つは「監視官」。監視官はシビュラにあらゆる才能を認められたいわばエリート職。猟犬である執行官を率いる監視官はいわば飼い主。潜在犯である執行官が潜在犯を狩る。こんな斬新な設定がまず面白い。

※ここからネタバレが含まれるので注意！

1期になりますが、ストーリーが進むと犯罪を犯しているのに犯罪係数が上がらない槙島聖護（1期のラスボス）という男が現れます。この男の体質は「免罪体質」といってどんなに悪いことや犯罪を起こしても犯罪係数が上がらない特殊な体質でした。つまり法で裁けない存在。刑事課の面々はこの男を裁くためにさまざまな困難に立ち向かいます。

そんな中槙島が起こした事件の中に「ヘルメット事件」があります。

槙島は仲間と、被っていると自分のサイマティックスキャンはされずに近くにいる犯罪係数の低い他人のスキャンをされる特殊なヘルメットを作り、流通させます。簡単に言ってしまえば、そのヘルメットをかぶっている間は何を考えていようが、どんな犯罪をしようがお構いなし。シビュラシステムに裁かれることがないのです。

ヘルメットをかぶった犯罪者たちが自分たちの思うままさまざまな犯罪に手を染め、東京は混乱状態に。しかし最初は平和慣れして何もできなかった一般市民も反撃開始。徐々に暴徒化しヘルメットたちをリンチにします。

悪いのはヘルメットだ。自分たちは被害者で何も悪くない！と。

ここが今日私がいいたいこと。それはここです。

これに近い状況、最近見たことや聞いたことありませんか？

そう。自粛警察です。

自粛警察と呼ばれる人たちはコロナ禍で営業している飲食店などに張り紙を送りつけたりして「営業を自粛しろ。しないと訴える」的な主張をされる方々です。

たちが悪いとインターネット上で個人情報を晒したりする人もいるそうです。

つまり彼らはあくまでも自分が正しいと思ってそういった行動に出ているわけです。

もちろん営業している飲食店などを見て不安になる気持ちはわかります。しかしそういった感情がエスカレートしてくると自分は正しいことをやっている。あくまでも悪いのは店だ。と行き過ぎた行動に出てしまうのかなと個人的には思います。

店だって自粛したいけど開けなきゃ続けられないからしかたなく営業しているという所も多いでしょう。実際に私のバイト先の居酒屋もそうです。

そういった事情も知らずに（調べようとせずに）、そういった行動をするのが問題だと思います。多くは手段の問題だとも思います。

こんなニュース聞くと悲しくなりますよね。

人は未知の事態に直面するとこんな行動に出てしまうのかと。

私的にはそういった人ほど自分に余裕がないんだろうなぁなんて思ったりもします。

こういったときに自らの正義を振りかざして自分勝手な行動に出てしまう人ほど厄介だと感じてしまいます。自分が悪だと気づいていない、、、最もドス黒い悪ってやつです。

今日はヘルメット事件と自粛警察の共通点についてお話しました。

次も違う回で共通点を挙げていきたいと思います。( 一一)

・・・PSYCHO-PASS、世界観や設定がほんとにおもしろく、いろいろと考えさせてくれる作品です。ぜひ見てみてください。アマプラでアニメ放送分は見れます！