TOGEたろのブログ

とある大学生が日々感じたことを思いついたまま残します

8/26 私たちの脳内麻薬

こんばんは。

今回は「脳内麻薬~人間を支配する快楽物質ドーパミンの正体~」という本を読んでみました。

 

 

この本の冒頭では、快楽とは人が目標を達成するための障害ではなく、給料や報酬などの「報酬」が無かった時代から人の脳が用意した「頑張っている自分へのご褒美」だと述べられています。

つまりその快楽をコントロールすることによって私たちは効率的に物事に対して努力できるようになるのではないかと考えました。

 

そして私たちが快楽を感じる物質、快楽物質と呼ばれるのがドーパミンなんですね。

本の中では、私たちの大脳は中脳から送られてくるドーパミンの助けなしには物事を決めたり繰り返し実行できない仕組みになっているそうです。

 

そして快楽物質には苦痛を和らげる物質であるオピオイドというのも存在します。しかしこれらは麻薬と同じ働きをするものでもあり、「オピ」とはアヘンを表すそうですよ。

 

ランナーズ・ハイ」という言葉がありますよね。長距離を走るランナーがずっと走っていくと逆に走るのが気持ちよくなっていくってやつ。詳しく言うと「長時間のランニングの際に経験される自己陶酔状態」となっているそうですが。

 

これにも「オピオイド」が関係しているそうです。

 

長時間走るのは体にとっては苦痛です。そのため脳は苦痛を和らげるために「オピオイド」を分泌するそうです。その結果爽快感や幸福感が生まれるらしい。

 

しかしこれは麻薬と同じでやりすぎると中毒になってしまう恐れも。

中毒になって走るのをやめてしまうと薬物と同じように禁断症状も出るみたいですよ。

いくら走るのが好きといってもこれは善なのか悪なのか。。

難しいですね。

 

とりあえずやりすぎは良くない。ということだけは覚えておきましょう。

 

 

とまぁこんな感じでこの本では身近な脳内麻薬から、ギャンブルやセックス、ゲーム、恋愛などにまつわる依存や脳内麻薬についての詳しい記述がされています。

ページ数も150ページほどと非常に簡潔に読みやすいです。

自分がなぜこんなにはまってしまうのか、どうしたらいいんだ!

なんて考えている方はぜひ手に取ってみては?

もしかしたらあなたの行動が変わるかもしれません。

 

 

 

・・・個人的にはゲームの話は納得しましたね。ついでに最近サ終がささやかれている自分が最近までやっていたゲームのモチベが一気に低下していた理由も分かりました。笑