8/12 予想どおりに不合理 レビュー
こんにちは。
昨日12時に寝て6時に起きようと決意したのち、全く寝れなくなってアマプラでかぐや様を見始めたら結局最後まで見てしまい朝の6時まで起きており寝落ちし、最終的にいつもと同じ時間におきてしまったとげたろです。()
なかなか物事はうまくいきませんね。苦笑
さて、今日は以前ちょこっとだけ紹介した「予想どおりに不合理」という本の紹介をしていきたいと思います。
今日は概要だけかな。
前も書いたかもしれませんが、この本は行動経済学の本になってまして、人は普段の生活の中で常に様々な選択をして生きていますが、その選択は常に合理的なものでは無いんですね。自分で直感でこれが一番得すると思っていても実はそれはあまり得ではなく、他にもっと良い選択肢があったり。
それが選択肢や条件の変化によって人の判断基準が変わったりするのでそれがこの本で紹介されている、という感じですね。
本の中では15章に渡ってそれぞれ行動特性について説明されていますが、その中でも個人的に興味深かった8章の「保有効果」について少し紹介していきたいと思います。
デューク大学という所ではバスケットボールが盛んで、その試合チケットは会場のキャパ的にもかなりレアなものとなっており、試合の数日前には生徒たちがテントを張ってチケット争奪戦をするほど熱狂的なのです。
ここで論じられるのは「保有効果」という研究についてです。
そのものを持っている人と持っていない人でそのもの(ここでは試合のチケット)に対しての評価は変わるのかという研究です。
結果から言ってしまうとチケットを持っていない人よりもチケットを持っている人の方がそのチケットに対しての評価は高くなるという結果になったのです。
所有意識によって人は自分の持ち物を通常以上に評価する傾向があるようです。
なんかこのような結果を断片的に聞くだけでも興味がわいてきませんか??
実際にこの保有効果を使ったマーケティングの例としては無料お試しなどが挙げられるかと思います。
自分もpsycho-passの劇場版を見るためにアマゾンプライムに加入しました。
アマプラは1か月間は無料で試すことができ、その期間で自分はその劇場版を楽しみました。そして1か月が過ぎ、契約を更新するかしないか決断する時が来ました。
結果は、もちろん契約更新しました。
アマプラのラインナップを見ると今まで見たかったアニメや映画がずらりと並んでいて選び放題。今まで加入していなかったことが少し悔やまれるくらいの印象でした。
そして何より、1か月使っていたアマプラを見るという選択肢が今後無くなるということが少し残念であるように思えたのです。
これがここでの「保有効果」に当てはまるのかなと思いました。
他にもサブスクの契約を延長してしまう理由として「現状維持バイアス」なども絡んでくるのですが、この「保有効果」は日常に潜んでおり、知らぬ間に企業のマーケティングなどに活用されているんですよね。
こういうことを知ったうえでいかに賢い選択をして過ごせるか。
ということが大事だと思います。
個人的にも行動経済学は非常に興味のある分野なので今後もアウトプットのために更新していくかもしれません(*^^*)
・・・これを知るだけではなく自分の生活や身の回りでいかに実践できるかという所が大事だと思います。賢く生きたい~~~